「兄は5月ごろに亡くなっている」男性遺体を自宅に遺棄か 自称59歳無職の男「埋葬しなければならないことはわかっていた」遺体はあおむけで布団がかけられた状態

札幌市南区で、男性の遺体を遺棄したとして、自称59歳の無職の男が逮捕されました。 遺体遺棄の疑いで逮捕されたのは、すべて自称で、札幌市南区川沿9条3丁目に住む無職の吉川誠司容疑者(59)です。 吉川容疑者は2025年春ごろから9月10日までの間、自宅で男性の遺体を放置し、遺棄した疑いが持たれています。 警察によりますと、遺体は吉川容疑者の兄とみられています。 9月10日、札幌市南区役所の職員が、兄の安否確認ために訪問した際、吉川容疑者が「兄は5月ごろに亡くなっている」と話したことで事件が発覚しました。 警察官が現場に駆けつけると、遺体は居間であおむけの状態で、布団が掛けられていたということです。 また、遺体は腐敗が進んでいることから、目立った外傷などは確認できていません。 警察の取り調べに対し、吉川容疑者は、「亡くなった人を埋葬しなければならないことはわかっていました」と容疑を認めているということです。 警察は、遺体の身元を特定するとともに、死亡した原因についても調べを進めています。

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