面識のない10代後半の少女を自宅に誘拐した疑いで、北海道岩見沢市に住む64歳の無職の男が未成年者誘拐の疑いで逮捕されました。 男は6月11日、未成年者と知りながら10代後半の少女を保護者らに無断で自宅に誘拐した疑いが持たれています。 警察によりますと11日午前11時から午後2時ごろにかけて、少女が市内の屋外に1人でいたところ面識のない男と遭遇。 男は少女に声を掛けて、その後自宅まで連れ去りました。 少女は夜になって親元へ戻り、翌日、保護者が「娘が知らない男の家に連れていかれた」などと警察に被害を申告しました。 防犯カメラの映像や関係者への聞き取りなどから男の容疑が浮上し、事件から約5か月後の11月26日に逮捕されました。 調べに男は容疑を認め「少女から未成年だと聞いて知っていたが親に無断で家に連れて行った」などと話しています。 さらに少女に対してわいせつな行為をしたこともほのめかしているということです。 警察は男が少女を誘拐する際の状況やわいせつ行為など男の余罪についても調べることにしています。