200メートル離れた屋上から狙撃か…トランプ大統領の“側近”が銃撃で死亡 公共施設は半旗掲げる 容疑者逮捕には至らず捜査続く

トランプ氏の側近ともいわれている政治活動家のチャーリー・カーク氏が銃撃され、死亡しました。 一体現場で何が起こっていたのか。 当時の状況が少しずつ明らかになってきました。 アメリカ西部の大学で起きた銃撃事件直後とみられる映像には、叫び声を上げ、逃げ惑う人々が映っています。 撃たれたのは、トランプ大統領の側近ともいわれた31歳の政治活動家チャーリー・カーク氏でした。 事件は9月10日、アメリカ・ユタ州にあるユタバレー大学で起きました。 カーク氏が野外スペースで開かれた政治イベントで出席者からの質問に答えていたところ、何者かに銃撃されたのです。 3000人ほど集まっていた会場は大混乱。 首付近を撃たれたカーク氏は、搬送先の病院で死亡が確認されました。 Z世代に大きな影響力を持つ、保守系団体を創設したカーク氏。 2024年の大統領選挙では、トランプ陣営として若者票の取り込みに大きな役割を果たしたといいます。 事件を受け、トランプ大統領はカーク氏を悼む言葉をSNSに「偉大で伝説的なチャーリー・カークが亡くなりました。チャーリー、私たちはあなたを愛している」「私たちは皆、銃撃を受けたチャーリー・カークのために祈らなければなりません」と連投。 さらに、アメリカの公共施設などに半旗を掲げるよう命じました。 カーク氏は事件直前に日本を訪問し、4日前には参政党の神谷宗幣代表と対談イベントに出演していました。 その神谷代表は今回の銃撃事件を受け、カーク氏とのツーショット写真とともに追悼文をSNSに投稿しました。 銃の発砲音は、カーク氏から200メートルほど離れたキャンパス内の屋上で響いたことが分かっています。 警察はこれまでに2人の参考人を拘束したものの、いずれも釈放していて、容疑者の逮捕には至っておらず現在も捜査を続けています。

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