カード不正利用に“犯罪ツール” 専用アプリで日本人含む3万人の情報やり取り

タイで先月、クレジットカードの不正利用で男が逮捕されましたが、現地の警察の捜査で日本人を含むおよそ3万人の情報がアプリ上でやり取りされていたことが分かりました。 タイ警察の捜査関係者などによりますと、カウン・カン・ソー容疑者(24)は200台以上のスマートフォンなどを他人のカード情報で不正に購入し、転売するなどしていたとみられています。 アパートのオーナー 「逮捕された後もまだ荷物が届き続けていました」 警察が押収品などを調べたところ、日本人をはじめ、アメリカ、中国、インドなどの少なくとも3万人分の情報が専用のアプリ上でやり取りされていたことが分かりました。 「犯罪ツール」の実際の画面です。カード情報を入力すると自動的に登録した国や利用可能かどうかが返答されるということです。 作成者や詳しい仕組みは分かっておらず、当局が解明を急いでいます。

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