東京・歌舞伎町の「トー横」で24人一斉補導 せき止め薬過剰摂取目的の少女も

夏休みを終え、居場所がないと感じる少年少女が東京・歌舞伎町の「トー横(東宝ビル横)」周辺に集まり、犯罪に巻き込まれることを防ごうと、警視庁はいずれも土曜日の6日と13日の夜から翌日早朝にかけ、深夜徘徊をしていた12~18歳の男女24人を一斉補導した。過剰摂取(オーバードーズ)目的とみられるせき止め薬を大量に所持していた少女もいたという。 少年育成課によると、補導した24人のうち20人は女性で、保護者の元に帰したり、児童相談所に引き継いだりするなどした。岩手県、島根県など遠方から訪れていた者もいた他、歌舞伎町で「パパ活」を行おうとしていた女子高校生(16)もいたという。 また、同課は女子中学生(12)にわいせつな動画を撮影、送信させたなどとして、児童買春・ポルノ禁止法違反などの疑いで、東京都足立区の高校3年の男子生徒(18)を逮捕した。一斉補導の対象となった男子生徒らに話を聞く中で発覚した。女子中学生は「画像を要求され、嫌だったが嫌われたくないので送った」と話しているという。

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