一度逃げ出した被害者を『無理矢理』プラスチック容器に入れて蓋の上にタイヤを載せたと指摘 男性遺体遺棄事件で主犯格の男が起訴内容認める 青森県七戸町

七戸町の地中から男性の遺体が見つかった事件で、主犯とされる男の初公判が開かれ、男は起訴内容を認めました。 検察側は一度逃げ出した被害者を無理矢理プラスチック容器に入れ、蓋の上にタイヤを載せたと指摘しました。 七戸町の元運送会社代表の十枝内伸一郎被告49歳は去年1月、七戸町のトラック運転手 谷名幸児さんの体に重さ30キロのタイヤを数本載せ、さらにプラスチック容器のなかにいれるなどの暴行を加え死亡させました。 そして重機を使って死体を土の中に埋めたなどとして、傷害致死や監禁、死体遺棄などの罪に問われています。 きょうの初公判で、十枝内被告は起訴内容を認めました。 検察側はコンテナ内で谷名さんの体にタイヤを数本乗せたあと、一度谷名さんが逃げたため、無理矢理プラスチック容器のなかにいれて、改めて蓋の上に重さ55キロのタイヤを載せて立ち去ったと指摘しました。 弁護側は起訴内容を争わず、裁判は量刑が争点となる予定です。 事件を巡っては七戸町や六戸町の男女5人が逮捕・起訴され、このうち3人は一審で実刑・有罪判決を受けています。 裁判はあさって被告人質問が行われ、今月30日に判決が言い渡されます。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加