違法薬物をスーツケースやリュックに入れ、那覇空港で密輸疑い 米国籍の女を告発 沖縄地区税関

大麻由来の有害成分テトラヒドロカンナビノール(THC)を含む固形物や液状物を密輸しようとしたとして、沖縄地区税関は16日、米国籍で住所不定の販売員の容疑者の女(35)を関税法違反の疑いで那覇地検に告発し、18日に発表した。 税関によると、8月28日に中国から那覇空港へ到着し、THCを含む液状物(0.74グラム)や固形物(0.06グラム)をスーツケースに、別の二つの液状物(0.085グラム、0.026グラム)をリュックサックに入れて密輸しようとした疑いがある。那覇空港で税関職員に発見され、同日に麻薬取締法違反(輸入)の疑いで豊見城署に緊急逮捕された。容疑を否認していたという。

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