東京地検は22日、大麻を所持したとして麻薬取締法違反の罪で、俳優の清水尋也容疑者(26)を起訴した。地検によると、3日、東京都杉並区の自宅で大麻0・392グラムを所持したとしている。 警視庁は、7月ごろと9月3日に、それぞれ大麻を含む植物片を所持したとして2回逮捕していた。地検は7月ごろの所持容疑を不起訴処分とした。理由は明らかにしていない。 関係者によると、逮捕後の取り調べで、2019年の米国留学中に大麻を始めたことや、俳優として軌道に乗ってきた24歳頃から使用量が増えて、今年に入ってからは1カ月に数回のペースで吸っていたことなどを明かしていた。 起訴を受け、清水被告の弁護側はこの日、東京地裁に保釈請求を行った。