韓国 きょうのニュース(9月23日)

◇尹前政権と癒着 旧統一教会総裁逮捕 ソウル中央地裁は23日未明、尹錫悦(ユン・ソクヨル)前大統領の妻、金建希(キム・ゴンヒ)氏を巡る不正疑惑を捜査する特別検察官チームが請求した世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の韓鶴子(ハン・ハクジャ)総裁の逮捕状を発付した。証拠隠滅の恐れがあると判断した。逮捕状発付の是非を判断する逮捕状審査を終えソウル拘置所で待機していた韓氏はそのまま収監された。特別検察官チームは18日、尹前政権を巡る政教癒着疑惑に絡み、政治資金法違反、請託禁止法違反、証拠隠滅教唆、業務上横領の四つの容疑で韓氏の逮捕状を請求していた。 ◇李大統領が米上下院議員と面会 労働者拘束の再発防止要請 国連総会に出席するために米ニューヨークを訪問中の李在明(イ・ジェミョン)大統領は22日(米東部時間)、ニューヨークで米上下院の外交委員会の議員4人と面会し、韓米同盟の強化や経済協力、朝鮮半島問題などについて話し合った。李大統領は現代自動車などが米ジョージア州で建設中の工場で韓国人労働者が不法就労の疑いで一時拘束された問題について、「拘束のような事態が再発しないことを望む」と強調した。韓米関税交渉を巡っては、双方の「商業的合理性」が保障される方式で解決策を見つけることができるだろうと話した。 ◇韓米日外相が共同声明 北朝鮮の非核化に「断固たる決意」 韓国外交部は国連総会に出席するため米ニューヨークを訪問している趙顕(チョ・ヒョン)外交部長官が22日(米東部時間)に米国のルビオ国務長官、日本の岩屋毅外相と韓米日外相会談を開き、共同声明を採択したと発表した。3氏は共同声明で、対話と外交を通じて朝鮮半島の平和と安定を維持するための努力を維持し、国連安全保障理事会決議にともなう北朝鮮の完全な非核化への断固たる決意を改めて確認した。 ◇24~25日に全国で秋の雨 首都圏最大80ミリ 韓国気象庁は23日から済州島で雨が降ったり止んだりし、夜から朝鮮半島南側の海岸で雨が降りはじめると発表した。雨の降る地域は24日未明には忠清南道と全羅北道、同日午前には全国に広がる。25日までの予想降水量は忠清南道の一部や全羅南道、全羅北道の一部で最大100ミリ、首都圏や江原道内陸部、忠清南道内陸部で最大80ミリとなっている。 ◇総合株価指数 2日連続で史上最高値更新 韓国株式市場で総合株価指数(KOSPI)は前日比17.54ポイント(0.51%)高の3486.19で取引を終え、終値の史上最高値を2日連続で更新した。一時は3494.49まで上昇。前日に記録した取引時間中の史上最高値(3482.25)を再び上回った。

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