暗号資産交換容疑で大学生逮捕 オンラインカジノ利用者に 警視庁

オンラインカジノの賭け金に使われると知りながら、無登録で電子マネーと暗号資産(仮想通貨)を交換したなどとして、警視庁サイバー犯罪対策課は8日までに、資金決済法違反と常習賭博ほう助などの容疑で、横浜市の大学1年の男子学生(19)を逮捕した。 容疑を認めている。 同課によると、男子学生はX(旧ツイッター)上で集客し、電子マネーを暗号資産に交換。昨年10月~今年4月に得た手数料は計約167万円に上るとみられる。 同課は2月以降、同様に暗号資産を交換したとして、三重県の16歳と兵庫県の17歳の男子高校生2人も常習賭博ほう助容疑などで書類送検した。 また、違法な交換で得た暗号資産をオンラインカジノで賭けていた13~21歳の計15人について、常習賭博容疑などで書類送検や児童相談所に通告した。うち13歳の男子中学生は、小学生のころからオンラインカジノを利用していたという。 男子学生の逮捕容疑は1~2月、55回にわたり石川県の男性会社員(18)ら3人から、電子マネー計30万8000円分を受け取り、無登録で暗号資産「ライトコイン」に交換するなどした疑い。

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