俳優の横浜流星(28)と森本慎太郎(SixTONES/27)が29日、都内で行われた映画『正体』公開初日舞台あいさつに登壇。森本が、横浜の意外な一面を明かした。 今作は、染井為人氏の同名小説(光文社文庫)を映画化。日本中を震撼させた殺人事件の容疑者として逮捕され、死刑判決を受けた鏑木(横浜流星)が脱走することから物語は始まる。全国に指名手配される中、別人のような容姿と偽名で潜伏し、間一髪の逃走を繰り返す343日間を描く。 森本は大阪の工事現場で働く和也を演じる。親しくなった「ベンゾー」が指名手配中の容疑者と特徴が合致することに気づき、疑い始める。 作品にちなみ、共演者の意外な一面を問われた森本は「(撮影中は)ベンゾーと和也として会っていたので話さなかった」としつつ、「めっちゃおしゃべりですよね?めっちゃ笑うし」と問いかけ。照れ笑いを浮かべる横浜に「ミステリアスな全然笑わない人だと思っていて。作品でも笑わないから、おふざけができない人かと思っていたら、すごく笑ってくれるし、ふざけてくれるし」とうれしげに語った。 MCからどんなおふざけかと追及されると、森本は「なんか、いじるっすよね?俺のことね。ワイワイやってました。作品中より、終わってからの方が」とにっこり。横浜も「こういう関係性じゃなかったら食事に行きたかったんです。意識的に距離を取っていたけど」と悔しさをにじませた。 舞台あいさつには、横浜、森本のほか、吉岡里帆、山田杏奈、山田孝之、藤井道人監督も登壇した。