大商大・蜷川大が野球継続へ「ダメな時でも自分のことを引き上げてくれた」周囲に感謝

<関西6大学野球:京産大7-0大商大>◇13日◇第7節3回戦◇わかさスタジアム京都 大商大が京産大に敗れ、リーグ最長の8連覇を逃した。「2番DH」で先発した蜷川大捕手(4年=広陵)は大学最後の公式戦を終え「野球を続けるつもりです」と明言。卒業後の来春以降も現役続行を希望する意思を示した。 大学4年間を振り返り、「先輩や指導者の方々にいつも厳しく接していただいた。そのチームに『ありがとう』と思います」と周囲に感謝。「ダメな時でも自分のことを引き上げてくれました。野球をやっているのではなく、野球をやらせていただいているんだなと気づきました」と言葉に力を込めた。 蜷川は今年5月に不同意性交容疑で逮捕され、不起訴処分となった。チームは全日本大学選手権出場を辞退し、7月20日まで対外試合を自粛。蜷川は8月中旬の練習試合で実戦復帰した。8月末の秋季リーグ開幕戦でスタメン出場を果たすと、同リーグ全12試合のうち捕手で10試合に先発。途中出場も含め、全12試合に出場して打率3割3分3厘、6打点、2盗塁をマークした。

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