欲望に負け、強い刺激を求めて…大阪府警「パパ活」警視を懲戒免職、相手は11人と供述

「パパ活」で知り合った10代少女の体を触るなどしたとして、不同意わいせつ罪で大阪府警の警視、辻本浩嗣被告(53)が逮捕、起訴された事件で、府警は16日、辻本被告を懲戒免職処分にした。辻本被告は過去に11人のパパ活の相手になったと供述。府警は被害を特定できた少女2人に対する計3件を立件した。 府警によると、6月下旬、カラオケ店の個室で、少女2人にわいせつな行為をし、うち一人の少女には7月上旬にも同様の行為をした。2度被害を受けたのは13歳未満で、もう一人は16歳未満だった。辻本被告は逮捕後に釈放され、大阪地検がすでに3件の不同意わいせつ罪で在宅起訴しているという。 辻本被告は見返りに1万円程度の現金を手渡したと説明。「中学生くらいの女性に興味を持ち、パパ活をするようになった。欲望に負け、強い刺激を求めて次々と同じ行為を続けてしまった」と供述しているという。 辻本被告は、生活安全特別捜査隊の特別捜査官で隊長、副隊長に次ぐ幹部だった。府警は「言語道断の行為で厳正に処分した」としている。

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