名古屋の歩行者3人死傷事故 逮捕された71歳の男は数年前までタクシー運転手だった

名古屋駅の近くで歩行者3人を車ではねて死傷させたとして逮捕された男が、数年前までタクシー運転手だったことがわかりました。 警察によりますと、危険運転致死傷の疑いで16日送検された鳴海洋容疑者(71)は15日朝、軽乗用車を運転中に名古屋駅近くの交差点で青信号で横断歩道を渡っていた3人をはねた疑いがもたれています。 田中幸子さん(49)が死亡、男女2人が大けがをしました。 捜査関係者などによりますと、鳴海容疑者は旅客輸送に必要な2種免許を所持し、2020年からおととしまで名古屋市内のタクシー会社で運転手として勤務していたということです。 また、事故の直前に制限速度の2倍を超える時速60キロほどで下り坂の左カーブに進入し、制御できない状態に陥った可能性があるとみて警察が詳しい状況を調べています。

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