市の施設の修繕工事などで随契契約の業者選定などで便宜を計った見返りに賄賂を受け取ったとして大阪府守口市の課長の男が逮捕されました。 収賄の疑いで逮捕されたのは、守口市健康福祉部健康推進課参事の安田大輔容疑者(47)です。 警察によりますと、安田容疑者は去年9月から今年4月にかけて、守口市市民保健センターの修繕工事などで、随意契約の業者選定などで特定の会社に便宜を図る見返りに、電動自転車や電子レンジ、お掃除ロボットなど7点(約46万円相当)を賄賂として受け取った疑いがもたれています。 また賄賂を贈ったとして守口市の建設会社「矢野工務店」代表の矢野勝久容疑者(38)も逮捕されました。 当時安田容疑者は健康推進課の課長として、市民保健センターの随意契約に関わる業務委託や予定価格決定などの権限を持っていて、2023年5月以降、約30件、計約1200万円の工事契約を矢野容疑者と結んでいたということです。 警察は2人の認否を明らかにしていません。