サブリナ・カーペンター、『SNL』モノローグで『マンズ・ベスト・フレンド』ジャケット騒動に言及

サブリナ・カーペンターが、現地時間2025年10月18日に放送された米コメディ番組『サタデー・ナイト・ライブ』で、自身の妖艶なイメージをさらに押し出す形で司会と音楽ゲストの二役を務めた。 26歳のポップ・スターはオープニング・モノローグで、最新アルバム『マンズ・ベスト・フレンド』のジャケット写真をめぐる話題に言及した。このアートワークでは、彼女が四つん這いになり、見えない人物に髪を引かれている姿が捉えられている。 サブリナは、「前回ここに来たのは(番組の)50周年のときで、そのときはポール・サイモンと一緒に歌いました。そしてそれ以来、新しいアルバム“マンズ・ベスト・フレンド”が出たんです」と語り、「ジャケットにちょっとびっくりした人もいたみたいですね。どうしてなのか分かりませんけど。ただ、これだけのことなんですよ」と続けた。 賛否が分かれたアルバムのアートワークが画面に映し出されると、彼女は全体像が分かるようにいくつかの補足写真も見せながら、「でも、みんなが気づいていないのは、単に切り取り方の問題なんです」と説明し、「ズームアウトすれば一目瞭然で、これは50周年特番のときの私の写真です。ボーウェン・ヤンが髪を引っ張って助けてくれたんですよ。マーティン・ショートにビュッフェの列から押し出された直後に。彼は、“ダディはミニキッシュが必要なんだ”とか言ってたな」とジョークを飛ばした。 サブリナはその後、自身のパブリック・イメージに関する“誤解”を解こうとした。「みんな私のことを、ただの欲望むき出しのポップ・スターだと思っていますが、実際はもっといろんな面があるんです」と彼女は語り、「単にムラムラしているわけじゃありません。興奮していて、性的な魅力もある。そして読書も大好き。お気に入りの本は百科事典です。本当に大きくて、硬くて……」と話した。 続いて彼女は観客とやり取りをしながら、「キラキラやカツラ、コルセットの下には本物の人間がいる」とアピールしようとした後、自身のブランドを貫きながらコンサートでの恒例として、観客の中から“ホットな人”を逮捕すると宣言した。 ところがその直前に『SNL』のベテラン・メンバーであるキーナン・トンプソンが舞台に乱入し、フェイクのパトカーの点滅灯が光る中、サブリナをピンクのふわふわ手錠で逮捕しようとした。「ホットだから?」と彼女が尋ねると彼は、「違う。コンサートで警官のふりを200回もしたからだ。無実のホットな人たちを逮捕してる」と返した。さらに彼は本当の目的は姪っ子用のカメオ動画を撮るためだったと冗談めかして言うが、サブリナはすかさず、「それなら20万ドルよ(約3,000万円)」と要求した。 モノローグと一連のコントに加え、この回ではサブリナが「Manchild」と「Nobody’s Son」を披露した。

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