「強化しすぎると収容所のように」と葛藤も 防犯対策が急務 老人ホーム殺人事件1週間 「恨みない」見えない動機 介護職の感情労働によるストレスや職員ケアの不足も指摘

埼玉県鶴ケ島市の介護付き有料老人ホーム「若葉ナーシングホーム」で15日、入居者の女性2人が殺害された事件から1週間が経過した。同日に殺人容疑で逮捕された元職員の男(22)は2人を「首を絞めてナイフで胸の辺りを刺した」と犯行を認めている一方で、「2人に恨みはなかった」とも供述。依然動機は判明していない。容疑者は施設の電子錠の暗証番号を入力して侵入しており、施設の防犯面への懸念も顕在化した。

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