死亡ひき逃げ容疑、57歳男を逮捕 「小動物か何かと思った」と否認

自転車の男性を車ではねて逃げて死亡させたとして、大阪府警は27日、大阪府八尾市木の本2丁目、会社員屋敷武士容疑者(57)を自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致死)と道路交通法違反(ひき逃げ)の疑いで逮捕し、発表した。 屋敷容疑者は「小動物か何かにぶつかったと思った」と述べ、容疑を否認しているという。 住之江署によると、屋敷容疑者は27日午前2時15分ごろ、軽乗用車を運転して大阪市住之江区南加賀屋4丁目の片側2車線の府道を走行中、交差点を自転車で右方向から横断してきた近くの職業不詳、梅谷幸蔵さん(67)をはねて逃げた疑いがある。 梅谷さんは頭などを強く打って病院に搬送され、約1時間後に死亡が確認された。 屋敷容疑者は事故の数分後に現場に戻ってきたという。 調べに対し、当初は小動物をはねたという認識だったが、「車の前方部の損傷が大きく、はねたのは小動物ではないと思い、現場に戻った」と説明したという。(岡田真実)

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