ことし６月に大阪市西成区の集合住宅の一室で刺し傷のある女性の遺体が見つかった殺人事件で、警察は、夫を容疑者として公開捜査に踏み切りました。 殺人の疑いで逮捕状がでているのは被害者の夫で、自営業の浅野均容疑者（５９）です。大柄で、身長は１８０～１８５センチほど。メガネ着用。 警察によりますと浅野容疑者は、６月下旬、大阪市西成区内の集合住宅で、刃物様のもので妻の首などを突き刺し、殺害した疑いがもたれています。 この事件は、６月２４日の午前、西成区千本南にある集合住宅の一室で、刺し傷のある女性が布団の上でうつぶせで倒れ死亡しているのが見つかったものです。 警察によりますと、女性の身元はこの部屋に住む介護職員の浅野由有子さん（５２）で、司法解剖の結果、首や背中などに十数か所の刺し傷があり肺の傷は貫通していて、死因は「失血死」だと判明しています。 夫は事件発生以降連絡が取れておらず、居住地を点々として生活している可能性もあるということです。 【情報提供先】 西成警察署刑事課 電話０６－６６４８－１２３４