フランスのルーブル美術館から宝飾品が奪われた事件で、パリ検察庁は新たに5人を逮捕したと明らかにしました。うち1人は現場で採取されたDNAから特定されています。 フランスのラジオ番組に出演したパリ検察庁の担当検事によりますと、ルーブル美術館から宝飾品が奪われた事件で29日夜、新たに5人をパリ周辺で逮捕したということです。 5人のうち1人は現場で採取されたDNAから身元が特定されていて、実行犯の1人とみられています。すでに逮捕され事件への関与を一部認めている30代の男2人と合わせて逮捕者は7人になりました。 美術館から奪われた155億円相当の宝飾品の多くはいまだ見つかっておらず、捜査当局は組織的な犯行も視野に捜査しています。