10月30日、詐欺の疑いで再逮捕されたのは岐阜県中津川市の社会保険労務士・横井康宏容疑者(44)です。 警察によりますと、横井容疑者は自身が経営する社会保険労務士事務所の女性従業員1人と、従業員に仕立てた知人女性2人に休業手当を支払ったと、うその申請書を岐阜労働局に提出し、2020年6月から2022年2月まで、22回にわたり雇用調整助成金約1450万円をだまし取った疑いがもたれています。 警察は横井容疑者の認否を明らかにしていません。 だまし取った助成金は女性1人当たり月額約20万円になりますが、女性3人の詐欺への関与は認められなかったということです。 横井容疑者は今年9月、同様の雇用調整助成金詐欺の疑いで共犯者とともに2回逮捕され、助成金合わせて約1078万円を詐取していたとして詐欺罪で起訴されました。