「県高校PTA連合会」の前会長を送検 約818万円横領の疑い【徳島】

県高校PTA連合会の口座から、約818万円を横領した疑いで逮捕された前会長の男が、10月30日に徳島地検に身柄を送られました。 (記者) 「容疑者を乗せた車が徳島中央警察署を出発しました。下を向いていて表情は確認することが出来ません」 送検されたのは、県高校PTA連合会の前の会長で、会社員の男・50歳です。 これは2024年8月、茨城県で開かれた年に1度の高校PTA全国大会で撮影された写真です。 この時の旅行代金約230万円の支払いを滞らせ、連合会側が調査に乗り出したことが、事件発覚のきっかけとなりました。 警察によりますと、男は会長を務めていた2022年11月と2023年7月、連合会の口座から合わせて約818万円を引き出し、私的に利用した業務上横領の疑いが持たれています。 調べに対し男は「私が一人でしたことに間違いない。私的な支出に使い果たした」と容疑を認めていて、横領した金のうち約350万円を、私的なヨーロッパ旅行にあてたとみられています。 さらに「横領した総額は、5000万円以上になると思う」とも話していて、警察は男が金をヨーロッパ旅行のほか、高級クラブでの飲食などに使ったとみて余罪を調べています。

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