大阪市北区のクリニックで医師でないにもかかわらず医療行為をした疑いで、会社役員の男が逮捕されました。 〈株式会社エトセル研究所YouTubeより〉「もうがんについてはがん検診は必要なくなる時代がやってくると思います」 自身が代表を務める会社のユーチューブでがんについて語る男。 しかし30日… 【記者リポート】「午後2時すぎです。男の身柄が曽根崎警察署に入ります」 医師法違反の疑いで逮捕された会社役員の原田伸一容疑者(66)。 去年9月からことし4月にかけて、大阪市北区のクリニックで、医師でないにもかかわらず医師免許が必要な問診などの医療行為を行った疑いが持たれています。 クリニックのホームページには免疫療法でがん予防を行うと書かれています。 警察によると、原田容疑者は「医師免許は引っ越しの時に紛失した」などと説明しクリニック側は医師だと信じていたということです。 原田容疑者は169人(20代~90代)の患者を問診し薬の処方などもしていたとみられます。 これまでに健康被害は確認されていないということです。 調べに対し原田容疑者は「大学医学部を卒業して医師免許を持った医者です」という趣旨の供述をし、容疑を否認しています。 (関西テレビ「newsランナー」2025年10月30日放送)