公務の催しで飲酒か 酒気帯び疑いで福島・南相馬市課長逮捕

酒気帯び運転の疑いで南相馬市商工労政課長の男(53)=同市原町区馬場字中内=が南相馬署に現行犯逮捕されたことを受け、市は4日、男が3日に市内で開かれたイベントで市長代理としてあいさつし、会場で飲酒したとみられると明らかにした。門馬和夫市長は市役所で臨時記者会見を開き「深くおわびする。誠に申し訳ない」と陳謝した。 市によると、男は3日、同市原町区の旭公園で開かれた「あきいち2025」に公務で出席し、市長代理としてあいさつした。公務終了後、市職員を含むイベントの参加者らと飲食し、午後3時ごろに会場を離れたとみられる。男は会場で販売されていたアルコール類を飲んでいたと推測されるという。 市は事実関係を確認した上で厳正に処分する方針で、全職員が対象の再発防止の取り組みを進める。 南相馬署によると、逮捕容疑は3日午後3時25分ごろ、同市原町区大木戸の県道で、酒気を帯びた状態で乗用車を運転した疑い。反対車線側の住宅敷地内に駐車していた乗用車に衝突する事故を起こした。 同署は4日、男を釈放した。任意で捜査を続ける。

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