埼玉県朝霞市の障害者向けのグループホームで知的障害のある女性にわいせつな行為をしたうえでケガをさせたとして、元施設職員の男が再逮捕されたことがわかりました。 不同意わいせつ致傷の疑いで再逮捕されたのは、安部絢也容疑者（48）です。捜査関係者によりますと、安部容疑者はことし6月、当時勤務していた埼玉県朝霞市の障害者向けのグループホームで、施設を利用する女性(20代)に対し、からだを触るなどのわいせつな行為をしたうえで、ケガをさせた疑いがもたれています。 女性は知的障害があり、この施設の個室を利用していましたが、安部容疑者は女性と2人きりの状態で勤務中に犯行に及んだとみられています。安部容疑者は、この女性の生活などを補助する業務を担当していて、事件後すぐに施設を自主退職していたということです。 安部容疑者をめぐっては、これまでに知的障害のある女性に対して性的暴行を加えたなどとして2度逮捕されていて、同様の事件での逮捕は3回目です。