飲食店など経営「バルニバービ」から1億5千万円脅し取ろうとした疑い 神戸の66歳男を逮捕

兵庫県警淡路署は5日、淡路島で飲食店や宿泊施設を経営する「バルニバービ」(大阪市)から金銭を脅し取ろうとしたとして、恐喝未遂の疑いで神戸市中央区の無職の男(66)を逮捕した。 逮捕容疑は今年5月14日と22日、同社に「日本で影響力を持つ政治結社に相談する」などと記したメールを送信し、過去の不動産取引に関する解決金名目で要求した1億5千万円を脅し取ろうとした疑い。 調べに男は「メールを送ったことは事実だが、罪になるのは納得できない」と話しているという。 同署によると2023年、男の内縁関係にある女性が、バルニバービが淡路市内で運営するホテルに隣接した土地を売却。女性が転居後の24年、「平穏な生活が送れなくなった」などと同社に訴え、解決金を要求したという。同社はメールを受信した5月、同署に被害を相談していた。

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