パチンコ店の景品交換所で現金を要求し、放火したとして京都府警捜査1課と向日町署は6日、強盗未遂と現住建造物等放火の疑いで、京都市西京区、会社員の男(61)を逮捕した。 逮捕容疑は10月23日午後7時45分ごろ、向日市物集女町のパチンコ店「ヨーデル」の敷地内にある景品交換所で、交換所のパート女性(78)=西京区=に「だれか来たらガソリンに火をつける」「5秒以内にあるだけの金をこのふくろに入れろ」と手書きしたメモと紙袋を窓口から差し入れてを現金を脅し取ろうとし、窓口付近にペットボトルに入れたガソリンをまいて火を付けた疑い。「間違いない」と容疑を認めているという。 府警によると、男は女性がメモを読んでいる最中に放火したとみられ、交換所の板壁の一部と、椅子や棚を焼いた。女性にけがはなかった。容疑者の着衣にも引火し、手にやけどを負ったという。