児童ポルノ所持容疑、岡山の教員逮捕 盗撮共有グループ最後の7人目

教員らのグループが女児の盗撮画像をSNSで共有していたとされる事件で、愛知県警は6日、児童ポルノデータを所持したとして、岡山県備前市立小学校教諭の男(27)=岡山市中区高屋=を児童買春・児童ポルノ禁止法違反の疑いで逮捕し、発表した。「間違いないです。性的欲求を満たすために保管していた」と容疑を認めているという。一連の事件で、摘発された教員は7人目。県警はこれでメンバー全員を摘発したとしている。 県警によると、男は6日、女児が着替えをする様子の動画データ1点を自宅で所持した疑いがある。 グループをめぐっては、これまでに愛知、神奈川、北海道、東京の4都道県の教員6人が逮捕、起訴されていた。昨年8月上旬ごろ、名古屋市立小元教諭の男(42)=懲戒免職、性的姿態撮影等処罰法違反などの罪で公判中=がグループを開設し、順次、メンバーを増やしていったという。県警は、容疑者らのスマートフォンを解析し、メンバーの特定を進めていた。(石垣明真、高橋俊成) ◇ 被害者側への配慮から、デジタル版では被告名を匿名としました。

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