「サンジャポ」緊急速報 立花孝志容疑者の逮捕を冒頭で 「実刑になる可能性高い」弁護士が解説

TBS系「サンデー・ジャポン」(日曜午前9時57分)は9日放送の冒頭で、NHKから国民を守る党の党首、立花孝志容疑者(58)が同日、名誉毀損(きそん)の疑いで兵庫県警に逮捕されたことを伝えた。 番組ではまず、元大阪府知事の橋下徹氏が出演するなどの番組内容を伝えるVTRを放送。スタジオに場面転換されると、爆笑問題の田中裕二が「はい、サンデー・ジャポンですけれども、ここで速報が入ってまいりました。若林さんお願いします」と進行の若林有子アナウンサーに話題を振った。 若林アナは「警察によりますと、立花容疑者は2025年1月、自身のSNSなどで元兵庫県議の竹内英明氏について『竹内元県議は、去年9月ごろから、兵庫県警からの継続的な任意の取り調べを受けていました』などと、内容虚偽の情報を投稿して、不特定多数に閲覧させたり、発言するなどして、竹内元県議の名誉を毀損した疑いが持たれています。立花容疑者をめぐっては2025年8月、竹内元県議の妻が兵庫県警に刑事告訴していました」と読み上げた。 田中が「細野さん、これまだ執行猶予中、だということなんですけど、逮捕はどういうことが考えられますか」とレギュラーの細野敦弁護士に質問。細野氏は「立花容疑者は前回の裁判で懲役2年6月、執行猶予4年、という期間中の犯罪なので、もし起訴されて、今は拘禁刑という名前に変わりましたけど、実質懲役刑ですね、それで求刑、刑が下されるということになれば、実刑になる可能性は高いと思いますね」と解説した。 立花容疑者をめぐっては、不正入手したNHK契約者の個人情報を投稿したなどとして不正競争防止法違反と威力業務妨害などの罪に問われた裁判で、懲役2年6月、執行猶予4年とした1、2審判決に対する立花氏側の上告を、最高裁が23年に棄却。有罪が確定していた。

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