Netflix『ラヴ上等』12月9日配信開始 “ヤンキー”男女11人が共同生活で“本気の恋”探し

動画配信サービス「Netflix」の新作リアリティシリーズ『ラヴ上等』が12月9日より毎週火曜日、3週にわたり世界独占配信される(全10話)。 Netflixではこれまで、「あいの里」や「ボーイフレンド」シリーズなど、人間の本音や感情が揺れ動く様子を映し出すリアリティ番組で支持を集めてきた。本作は、いわゆる“ヤンキー”と呼ばれる男女が、感情を真正面からぶつけ合いながら恋を探すという、日本初の企画となる。プロデュースを手がけるのは、かつて自身もヤンキーだったと明かす俳優のMEGUMI。「感情の表現や伝え方、日頃のコミュニケーションが複雑化する現代、ド直球なキャラクターが必要」と、企画に込めた思いを明かしている。 舞台は山奥にある架空の学校「羅武上等学園」。元暴走族総長、元ヤクザ、最終学歴は少年院など、過去に“はみ出し者”として生きてきた11人の男女が、14日間の共同生活に臨む。喧嘩や衝突を繰り返しながら互いの素顔に触れ、最終日には卒業式で想いを告げる仕組みだ。そして、彼らが“本気の恋”を見つけることができるのかを追う。 公開されたキーアートには、出演者たちの個性が色濃く表れている。腕までびっしり入った刺青、短髪にサングラス、眉間に皺を寄せこちらを睨む男性たちが並ぶ一方、現代的な雰囲気をまとった“令和のヤンキー”の姿もある。平成ギャル世代の心がときめくポップでキュートな女子部屋には、女子部屋には、鮮やかなファッションやギャルメイクに身を包んだメンバーが集まり、華やかさと強さが同居する。 番組では、喧嘩で退学、海外で逮捕、無免許運転でヘリ出動、「ヤンキー」と称されるに恥じない素行を誇るメンバーたちが、これまでの自分たちの人生を省りみ、また、過去に与えた傷と負った傷も抱えながら繰り広げる。「恋も喧嘩も命懸け」という直情的な生き方の中で、相手の過去ごと受け止める覚悟を持てるのかが焦点となる。義理と人情と漢気あふれる熱い恋愛ドラマに注目したい。

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