香港マンション火災から1か月 日常生活を取り戻せないままの住人たち「自然と火事を思い出してしまう」 これまでに161人死亡

161人が亡くなった香港のマンション火災から、きょうで1か月となります。住人たちは「今も火事を思い出す」と語るなど、日常の生活を取り戻せないままです。 先月26日に発生したマンション火災では、これまでに161人が死亡し、今も6人と連絡が取れていません。 発生から1か月となりましたが、突如、家を失った住人は、今もまだ気持ちの整理がついていないといいます。 マンションに住んでいた尹さん 「自然とあの火事のことを思い出してしまいます。元の場所に戻って住めるなら、もちろん戻りたいです」 出火当時、マンションは修繕工事中でしたが、使用されていた保護ネットの一部が防火基準を満たしておらず、これに関連して、これまでに16人が逮捕されています。 香港政府は出火原因などについて、9か月以内に報告書をまとめるとしています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加