女子高校生に売春させた疑いで、21歳の無職の男が再逮捕されました。男はSNSで「彼女を貸し出します」などと発信し、売春相手を募集していたということです。 再逮捕されたのは、本籍が長崎県大村市で住所不定無職の男(21)です。 警察によりますと、男は県内に住む10代の女子高校生が18歳未満であることを知りながら、男に対する恋愛感情を利用して、ことし8月25日午後6時頃と翌日26日の午後8時頃の2回、長崎県内のホテルで同じ30代の会社員の男を相手に売春させ、その対価である現金を受け取った疑いが持たれています。 男はSNSで「彼女を貸し出します」などと発信し、相手の男を募集していたということです。 被害者の女子高校生は男と交際していると認識しており、当日2人でホテルに行ったところ男から「これから人が来るからその人と性交するよう」言われ、断れずに従ったということです。 翌日も同じように男とホテルに行き「昨日と同じ人が来るから同じようにするように」などと言われ、従ったということです。 現金は行為の前に受け取っており、逮捕された男も最後まで同室にいたということです。 男はことし9月と10月、別の16歳未満の少女に対する不同意性交等容疑で逮捕されていました。 警察ではその後の捜査で今回の犯行が明らかになったとして、10日、男を児童福祉法違反(淫行をさせる行為)と売春防止法違反(困惑による売春、対償の収受)の疑いで逮捕しました。 男は警察の調べに対し、「何も言いたくないと」として黙秘しているということです。