去年10月、姫路市飾磨区にある恵美酒宮天満神社の秋祭りで乱闘が起き、兵庫県太子町の建設業の男(26)が、男性(46)の顔を殴ってケガをさせた傷害の疑いで、9日、逮捕されました。男性は顔面を骨折するなど、全治2か月の重傷を負いました。 この祭りは、8つの地区ごとに用意した神輿を、まわしを巻いた裸の男たちが担いで練り歩くもので、神輿同士を突き合わせて上下左右に揺らし、相手の神輿が倒れるのを競う「練り合わせ」がクライマックスです。 乱闘は、この「練り合わせ」の際に神輿同士の合わせ方をめぐって発生し、2つの地区のそれぞれ20~30人、合わせて約60人が関係する大乱闘となりました。被害者の男性はこの中でケガをし、その日のうちに警察に被害届を提出しましたが、関わった人数が多かったため、犯人の特定は難航。SNS上に投稿された動画や、関係者の証言などから男の関与が浮上し、秋祭りから4か月が経過したきょう、逮捕に至りました。 警察の調べに対し、男は容疑を認めていて、「相手の地区の人を殴ったことに間違いありません。相手の地区の別の人が先に殴ってきたので、目の前にいた人を殴りました」と話しているということです。 警察によりますと、「練り合わせ」をめぐる地区同士の乱闘は、この2つの地区同士に限らず、毎年起こっていますが、事件となるのは珍しいということです。