福岡県福津市の商業施設で9日、刃物を持っていたとして男が現行犯逮捕された事件で、当時男がナイフを3本持っていたことが新たにわかりました。 銃刀法違反の現行犯で逮捕されたのは自称、自称北九州市八幡西区に住む職業不詳の20歳の男です。 宗像警察署によりますと男は9日午後5時半前、福津市の「イオンモール福津」で右手に刃渡り約20センチのナイフを所持していた疑いです。 その後の調べで、当時男がほかにもナイフを2本所持していたことが新たにわかりました。 1本は黒いショルダーバッグの中に、もう1本はズボンの左ポケットに隠し持っていたということです。 事件前日の8日に警察に「元交際相手が職場に来るかもしれない」と女性から相談があり、警察官が現場の店舗で警戒していたところ、男が姿を現しました。 男が「バッグの中に爆弾がある、押すぞ」などと声を上げ、ナイフを取り出したため現行犯逮捕されました。 調べに対し、男は「ナイフを持っていたことは間違いありません」と容疑を認めているということです。 警察が犯行の動機などをさらに詳しく調べています。