自殺した元兵庫県議に対する名誉毀損の疑いで逮捕された政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志容疑者が先月、ドバイに渡航していたことが分かりました。 警察は今後、逃亡の恐れなどがあると判断し、逮捕に踏み切りました。 NHK党の党首、立花孝志容疑者(58)はことし1月に自殺した兵庫県議会議員だった竹内英明さん(当時50)に対し、生前や死亡した後に、街頭演説などで名誉を毀損した疑いが持たれています。 捜査関係者によると、立花容疑者は演説での発言は認めているということです。 捜査関係者などによると、立花容疑者は先月末、ドバイに渡航。ドバイと日本は犯罪人引渡条約を締結しておらず、警察は立花容疑者が今後、逃亡や証拠隠滅する恐れがあるとみて、9日逮捕に踏み切ったということです。 警察は立花容疑者の認否を明らかにしていません。