北九州市で中学生2人が殺傷された事件から、12月14日で1年が経ちます。 8日殺人などの罪で起訴された男が拘置所でRKBの取材に応じ、今の心境などについて、語りました。 ■記者の質問に「後悔はある」と答えた平原被告 記者 「逮捕された時はどう思いましたか?」 平原被告 「反省しなきゃいけないかな」 記者 「事件を起こしたことに対してですか?」 平原被告 「はい」「後悔はある」 ■去年12月14日 北九州市のファストフード店で事件は起きた 表情を変えることなく、記者の質問に淡々と答えた平原政徳被告。 去年12月14日の夜、北九州市小倉南区のファストフード店で、中学生の男女2人が刃物で殺傷された事件。 ■8ヶ月間に及ぶ長期の鑑定留置 8か月間に及ぶ長期の鑑定留置の結果、平原被告が起訴されました。 ■初めて取材に応じた平原被告が語ったことは・・・ RKBでは繰り返し面会を求めてきましたが、拒否し続けてきた平原被告。 事件からまもなく1年を前にきょう初めて取材に応じました。 記者 「なぜ取材を受けてくれたのですか?」 平原被告 「特にない」 記者 「事件のことを考えることはありますか?」 平原被告「ないです」 記者 「後悔の気持ちはありますか?」 平原 「後悔している」 記者 「時間を巻き戻したい気持ちはありますか?」 平原被告 「あります」 ■なぜ面識のない2人を襲ったのか? 行前、現場周辺を車で何度も行き来していたとされる平原被告。 現場とは別の場所で面識のない2人とすれ違い、ファストフード店に先回りしたとみられています。 当時の取り調べに対しー 「2人と目が合って笑わればかにされたと思った」 ■当時の心境について「歯がゆい気持ち」 一方的な理由で2人を襲ったとみられる平原被告。 当時の状況についてはー 記者 「どこで目が合ったと思ったのですか?」 平原 「焼き肉屋の駐車場付近で」 記者 「車に乗っていた時ですか?」 平原被告 「はい」 記者 「どんな感じでバカにされたんですか?」 平原被告 「覚えていない」 記者 「笑われた?」 平原被告 「そうですね」 記者 「店内にはどんな気持ちで入ったのですか?」 平原被告 「歯がゆい気持ち」