娘に十分な食事を与えず、歩けない状態になったにもかかわらず放置したとして、母親とその内縁の夫が逮捕されました。 警視庁によりますと、東京都内に住む30代の母親と20代の内縁の夫は、母親の娘の児童に対し1日1食とするなど十分な食事を与えなかったことで、今年7月中旬ごろ歩けない状態と認識していたにもかかわらず、適切な治療をせず放置した疑いが持たれています。 調べに対し母親は「おかゆを与えたりはしていた」と容疑を一部否認し、内縁の夫は容疑を認めているということです。 また、2人は、病院に連れて行かなかったことについて、「発覚するのを恐れていた」などと説明しているということです。 娘は、同年齢の平均体重に比べて、10キロほど低い状態で、さらに顔や体に複数のアザややけどのあとがあり、警視庁は2人が日常的に暴行を加えていたとみて調べています。