中小企業を支援するIT導入補助金制度を悪用し、国の外郭団体から350万円をだまし取った疑いで会社役員ら2人が逮捕されました。2人は今回で3回目の逮捕です。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、大分市にあるIT導入支援会社役員の福田恭司容疑者(39)と大分市西大道の中島芳徳容疑者(39)です。 2人は去年5月から7月にかけて、中小企業のIT化を支援する国の制度を悪用し、補助金の申請要件を満たしているかのように装い、経済産業省の外郭団体「中小企業基盤整備機構」から350万円を不正に受け取った疑いが持たれています。 また、別府市の男性社長(48)も事件に関わったとして任意で取り調べを受けています。 福田容疑者と中島容疑者は同様の2つの事件で逮捕、起訴されています。