12歳のタイ国籍の少女が都内の違法な個室マッサージ店で働かされていた事件で、警視庁が少女を日本に連れてきた母親の逮捕状を取得したことがわかりました。 文京区の違法な個室マッサージ店で12歳のタイ国籍の少女を6月から働かせていたとして、警視庁は、店の経営者細野正之容疑者（51）を逮捕しています。 その後の捜査関係者への取材で、6月に少女を日本に連れて来ていた母親についても、細野容疑者に少女を引き渡した児童福祉法違反の疑いで、逮捕状を取ったことがわかりました。 母親は、別の売春事件に関わったとして現在、台湾で身柄を拘束されています。 事件を受けて来日しているタイ警察の幹部は、このあと店の視察をするとみられています。