国産牛肉7・4トンを香港へ不正輸出したとして、堺市の食料品販売会社「嘉盛インターナショナル」代表取締役の男(49)=那覇市=が逮捕された事件で、県警生活経済課と生田署などは13日までに、関税法違反と家畜伝染病予防法違反の疑いで、男を再逮捕した。 再逮捕容疑は2023年9月、国産の冷凍鶏肉約10・8トン(輸出申告価格約460万円)をタジキスタンに輸出すると偽り、必要な手続きを経ずに香港へ輸出した疑い。同課によると、容疑を認めている。 同社は20~23年に鶏肉約239トン(同約1億1千万円)を輸出し、送り先はいずれもタジキスタンの同一企業だったという。