暗号資産投資詐欺の疑いで愛知県に住む夫婦を逮捕 男性2人から計210万円をだまし取ったか【熊本発】

6年前、熊本市で暗号資産に関する投資セミナーを開き、参加した男性2人から計210万円をだまし取った疑いで、愛知県に住む夫婦が逮捕されました。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、愛知県名古屋市に住む会社役員の近藤正和容疑者(64)とその妻で会社員の近藤雪美容疑者(42)です。 警察によりますと、2人は2019年6月に熊本市中央区で暗号資産に関する投資セミナーを開催。「取引所に上場する前に、必ず出資額に相当する暗号資産を交付するので、出資してほしい」などと嘘を言い、参加した会社員の男性2人から計210万円をだまし取った疑いが持たれています。 警察の調べに近藤正和容疑者は「出資金を流用して儲けを出したうえで、暗号資産に出資しようと思ったが、儲けが出なかった」と容疑を否認。雪美容疑者も「詐欺をしようとした覚えはありません」と供述し、容疑を否認しているということです。 2人は、2019年に熊本市で開いたセミナーに参加した少なくとも120人から、計1億3000万円以上を集めたとみられていて、警察が余罪についても調べを進めています。

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