兵庫県の斎藤元彦知事は17日、去年11月の知事選挙で再選を果たしてからちょうど1年が経過したことを受け、報道陣の取材に応じました。 冒頭、「この1年間、県職員や議会の協力、県民の皆様をはじめ多くの皆様に支えていただいたおかげで、県政運営をできたことに改めて感謝を申し上げます。若者への未来に直結するような政策を進めていくことが大事。感謝の思いを胸に頂きながら謙虚さをもって県政運営に取り組んでいきたい」と語りました。 一方で、文書問題については「百条委員会の報告や第三者委委員会の報告はしっかり受け止めて、県庁の中のコミュニケーションをしっかり図っていく」と語り、「SNSなどによって誹謗中傷や、事実でないことを流すのは控えるべきということは、県としても条例制定を目指している。広報啓発を通じてしっかり伝えていく」と述べました。