「体が勝手に動いた」深夜発生の強盗事件《犯人逮捕に貢献の男性2人に感謝状》【高知】

ことし10月深夜の繁華街で発生した強盗致傷事件で、犯人逮捕に貢献した男性2人に12月4日警察から感謝状が贈られました。 栗林真也さん:「めったにもらえるものではないと思うので、非常にうれしく思っています」 高知警察署の川村剛署長から感謝状を受け取ったのは犯人の逮捕に貢献した高知市の会社役員・栗林真也さん(29)と建築業・田所大治郎さん(32)の2人です。 事件は10月22日午前1時頃高知市帯屋町で発生しました。その瞬間を防犯カメラが捉えた映像です。画面奥の2人が強盗犯で、手前の2人が犯人を取り押さえようとしている栗林さんと田所さんです。2人は当時の様子をこのように振り返っていました。 栗林真也さん:「(被害者が)横たわっているところに顔に蹴りをした」 2人組の男が40代の男性に暴行を加え、財布を奪い取るところに出くわした栗林さんと田所さんは、逃げた男たちを数百メートル追いかけ捕まえます。しかしー 田所大治郎さん:「僕が服をつかんでいたので脱いで逃げようとしたので、脱げた感じ」 田所さんに取り押さえられた男はスルリとTシャツを脱ぎ捨てて逃走しますが、なぜか再び現場へ戻ります。そして、さらにもみあいとなり男らは上半身裸の状態に。 栗林真也さん:「激しく抵抗したので、羽交い絞め的な感じで動かないようにした」 駆け付けた警察によって強盗犯は逮捕され、財布も無事被害者のもとに戻りました。 4日警察から感謝状を受け取った2人は- 栗林真也さん: 「体が勝手に動いたというか、まさかこんなことになるとは思わなかったです」 Q同様の場面にまた出くわしたら? 「ないのがよろしいのですけど、また同じことをするかもしれません」

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