N党・浜田氏、辞職せず離党の斉藤前副党首に不信「議員で活躍できないから次に譲ったら」

政治団体「NHKから国民を守る党」の浜田聡前参院議員は17日夜、インターネット番組「虎ノ門ニュース」に出演し、副党首を務めた斉藤健一郎参院議員の議員辞職を伴わない離党を疑問視した。「斉藤さんは議員でいてもあまり活躍できないと思う。次の人に議席を譲ったらどうか」と述べ、逮捕された立花隆志党首を通じて議員辞職を促したい考えを示した。 ■「斉藤さんの言い訳」 斉藤氏は令和5年3月、4年参院選のNHK党の比例代表名簿に基づいて繰り上げ当選した。 17日夕に臨時会見を開き、今後NHKのスクランブル化などを目指し国会活動に力を入れたい考えを示し、自身の議席について「立花党首から預かっている議席だ。立花党首が釈放され、指示が出れば、もちろん議員辞職する」と議員辞職を否定した。 離党した理由については、役員会で「党首解任案」が議論された経緯が外部に流出した責任を党首代行者として取るためだと説明した。解任案の検討は、浜田氏が14日の記者会見で明らかにしていた。 浜田氏は番組で、斉藤氏について「私の(会見での)やり取りに関し不満を漏らし、『秘密が漏れた』みたいなことを言っているが、私としては斉藤さんの言い訳かなという感じだ」と語った。

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