医療機器メーカーから賄賂受け取ったか 東大病院の医師を逮捕

東京大学医学部附属病院の医師の男が、医療機器メーカーに便宜を図った見返りに賄賂を受け取ったとして、警視庁に逮捕されました。 収賄の疑いで逮捕されたのは、東京大学医学部附属病院の整形外科の医師、松原全宏容疑者です。また、東京・新宿区の医療機器メーカー「日本エム・ディ・エム」の元社員・鈴木崇之容疑者が、贈賄の疑いで逮捕されました。 警視庁によりますと、松原容疑者は「日本エム・ディ・エム」が販売する医療機器を、今後も使用するなどの便宜を図った見返りに、2021年と2023年の2回、「寄付金」の名目で合わせて80万円を病院の専用口座に送金させ、およそ70万円を受け取った疑いがもたれています。 松原容疑者が受け取った賄賂は総額およそ300万円にのぼり、うち半分は電化製品の購入などに使っていたとみられ、警視庁が捜査を続けています。

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