鉄パイプで台湾籍の男性2人を殴ったか、男5人を逮捕 犯行前には防犯カメラにスプレー

東京・神田の路上で7月、男性2人が鉄パイプで殴られてけがを負った事件で、警視庁国際犯罪対策課は強盗傷害の疑いで、大阪府八尾市、無職、宮下佳樹容疑者(23)ら男5人を逮捕した。同課は5人の認否を明らかにしていない。 他に逮捕されたのは、いずれも解体工の大谷真那斗(21)=札幌市、藤井雄斗(22)=同=両容疑者と、無職の男(19)=京都府福知山市、職業不詳の男(18)=大阪市。 逮捕容疑は、共謀し、7月31日午前9時ごろ、千代田区神田須田町の路上で、台湾籍の男性2人に催涙スプレーをかけて鉄パイプで顔面を殴るなどしてけがを負わせ、キャリーケースを奪おうとしたとしている。 国際犯罪対策課によると、宮下容疑者ら4人は事件当日の午前0時ごろに大阪府をレンタカーで出発し、同日午前7時40分ごろ現場に到着。犯行までの間に周辺の防犯カメラ2台に黒色スプレーをかけるなど工作していたという。同課は匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ)の可能性も視野に詳しい経緯を調べている。

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