妻へ傷害疑い…長崎県警の職員を逮捕 元警察官、スクールサポーターとして活動

長崎県警は4日、妻に約6週間の治療を要する右肩骨折のけがを負わせたとして、傷害の疑いで、県警人身安全・少年課の会計年度任用職員でスクールサポーターの男性容疑者(67)=大村市桜馬場2丁目=を逮捕した。 逮捕容疑は11月21日午後0時35分ごろ、自宅で50代の妻の腹部を足蹴りして転倒させる暴行を加えた疑い。県警捜査1課によると、男性容疑者が自ら「夫婦げんかでお互いに暴力がある」と110番して発覚した。夫婦間のトラブルとみて調べている。 県警監察課によると、男性容疑者は元警察官。現在はスクールサポーターとして、子どもの非行や犯罪被害防止などに取り組んでいた。勤務態度の問題は報告されていないという。 警察職員の逮捕について、中川正則警務部長は「誠に遺憾。捜査・調査を尽くし、明らかになった事実に即して厳正に対処する」とコメントした。

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