「交際していたが円満に別れた」東京・赤坂の女性刺傷容疑で逮捕の43歳陸上自衛官、否認

東京・赤坂のビルで女性が刺され重傷を負った事件で、警視庁捜査1課は22日、殺人未遂の疑いで、東京都練馬区土支田、陸上自衛隊朝霞駐屯地所属の2等陸曹、大津陽一郎容疑者(43)を逮捕した。「私はやっていません」と容疑を否認している。 逮捕容疑は16日午前10時半ごろ、港区赤坂のビルで、40代女性に対し、刃物のようなもので左脇腹などを刺し、殺害しようとしたとしている。女性は内臓に達するほどの傷を負った。 捜査1課によると、大津容疑者と女性は知人関係とみられる。大津容疑者は逮捕前の任意の調べに、女性とは約9年前にSNSで知り合い、その後、自身に配偶者を含む家族がいることを伏せて交際していたと説明。「今年6月ごろ、女性から別れを切り出されたが、円満に別れた。トラブルは一切ない」と供述したという。 大津容疑者はこのほか、「(事件当日に)赤坂に行っていない」とも供述。捜査1課は2人の間に何らかのトラブルがあったとみて、詳しい経緯を調べている。

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