東京・赤坂のライブハウスの前で出演者の女性が刺された事件で、逮捕された自衛官が、事件前後に4回、着替えをしていたことが分かりました。 警視庁などによりますと、陸上自衛隊朝霞駐屯地の自衛官、大津陽一郎容疑者は16日、港区赤坂のライブハウスの前で、知人の40代の女性を刃物のようなもので刺し殺害しようとした疑いが持たれています。 その後の捜査関係者への取材で事件当日の朝、大津容疑者が私服姿で駐屯地を訪れたあと、別の青い上着を着て自転車で出発し、事件現場では黒い服を着ていたことが分かりました。 事件後には、また青い上着姿で駐屯地に戻り、駐屯地を出る際には私服姿になっていて事件前後に4回、着替えていたということです。 警視庁は、何らかのトラブルがあったとみて調べています。