370万円余りを横領した疑いで逮捕された稚内歯科医師会の前会長 当初は「別の口座に移しただけ」と否定

稚内歯科医師会の前会長の男が歯科医師会の口座から370万円余りを横領した疑いで逮捕された事件で、男は当初、歯科医師会に対し横領を否定していたことが分かりました。 稚内市で歯科医院を開業していた稚内歯科医師会の前会長・井須孝弘容疑者64歳は、去年4月から12月の間に複数回にわたり、あわせて370万余りを歯科医師会の口座から横領した疑いが持たれています。 井須容疑者は当時、歯科医師会の口座を一人で管理していました。 稚内歯科医師会によりますと、歯科医師会から会員に支払われるはずの報酬が未払いだったことから問題が発覚しましたが、井須容疑者は当初、関係者に対し「別の口座に移しただけ」などと話し、横領を否定していたということです。 警察の調べに対し、井須容疑者は「間違いありません」と容疑を認めています。

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